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あなたも知らない!?バリア紙の世界

みなさんが普段、スーパーマーケットなどでよく手に取る鍋のスープが入ったパウチ包装や、グミが入ったチャック付きのパウチ包装など、私たちは普段、プラスチックフィルム製の包装に囲まれて生活しています。

PETやPPなどのプラスチックフィルムは本当に優秀です。アルミなどの蒸着フィルム使っているものは、ガスバリア性や水分バリア性が高く、食品の腐敗を防ぐ機能があります。また、美しく印刷ができ、見た目でも商品の魅力を強くアピールできます。コストも安く、加工面でも作業効率の高い優秀な素材ですよね。
しかし、石油化学由来のフィルムは、分解が難しく、低炭素化時代にはマッチしない側面があります。

そんなプラスチックフィルムを代替できる、高いバリア機能を持った紙があることをご存知でしょうか?

紙に特殊なコーティングを行うことで、プラスチックフィルム並みの高いバリア性を実現し、脱プラ、減プラが可能です。見た目は紙なので、紙ならではの優しいデザインで、エコフレンドリーなイメージを強調できます。

日本ではまだまだ採用例が少ないのが現状ですが、近隣の諸外国では、高いバリア性を活かし、グミ、チョコレートなどのお菓子やコーヒー豆などの一次包装パッケージに採用され始

めています。フェイスパックなどの化粧品、マスクなどの日用品のパッケージにも使用されているんですよ。

今はまだ、日本のスーパーマーケットなどで見かける機会は少ないですが、今後、環境意識の盛り上がりと共に、メジャーブランドでの採用例が増えていくと期待しています。
近い将来、スーパー陳列棚に紙製のパウチ包装やパッケージが並ぶ日が来るかもしれません。
「紙でできること」、「紙ができること」、まだまだあります!!

当社では、お客様のニーズに合わせて、国内外のメーカーのラインナップから、最適な商品を提案いたします。こんな包装を紙に変えられないか、そんなご相談をお待ちしております。

by Q太郎

バリア紙・バリア素材

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