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カミエコ日記

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投票用紙が名刺に!再生素材で差をつけるビジネスツール

皆さんは「名刺」と聞いて、まずどんなことを思い浮かべますか?

名刺はビジネスシーンに欠かせない存在。社会人としての人生の中で、印象に残る名刺との出会いやエピソードがある方も多いのではないでしょうか。

 

私にも、心に残っている名刺の思い出がいくつかあります。

 

まずは、つい最近のこと。友人が「初めて役職がついたんだ!見て!」と、嬉しそうに名刺を手渡してくれました。

私は、その友人が仕事を頑張っていたことや、活躍するためにたくさん勉強していたことを知っていたので、自分のことのように嬉しくなり、2人で「何これ、めっちゃかっこいいじゃん!」とひとしきり盛り上がって、その名刺を大切に手帳に挟みました。

学生時代は一緒にくだらないことばかりしていた友人が、今では立派な社会人なんだなぁと、名刺を見て初めて実感しました。(…何年社会人やっているんだよ。という感じですが)

それ以来、手帳に挟んである名刺がふと目に入るたびに、あの時の友人の誇らしげな笑顔が思い出されて、「私も頑張ろう」と励まされています。

 

そして、二つ目は、入社直後に、ある製紙会社の方と名刺交換をした時の事です。

手渡された、茶色いナチュラルな印象の名刺に「国産竹100%を原料にしています」と書かれていたことが印象的で、「竹から紙が作れるんですか?」と思わず質問をしてしまいました。

その際に、近年、生活様式の変化等により竹が使用されなくなり、国内の竹林が管理されず放置されたままになっており、管理されない竹林は光を求めて森林や里山に侵食してしまう問題があること。そして、その問題を解決するために、会社として竹の有効活用に取り組んでいることを教えて頂きました。

新入社員だった私は、その名刺を通して、その会社が自社の技術を活かして社会課題の解決に取り組んでいることを知り、また、それを丁寧に説明してくださった社員の方の姿に感銘を受けました。

今でもその名刺を見ると、その時のことを思い出します。

 

 

そんなふうに、名刺を見返すことで、交換したときの相手の印象や表情がふと思い出される――そんな経験、ビジネスパーソンならきっと一度はあるのではないでしょうか。

 

名刺をただの情報伝達ツールと捉えるのはもったいない。紙質やデザインに少し工夫を加えるだけで、自分や自社の個性を表現でき、初対面の印象をぐっと引き立てる“ビジネスの武器”になるのです。

 

ここでぜひご紹介したい名刺があります。

㈱ユポ・コーポレーションは、使用済み投票用紙の回収・リサイクル拡大の流れを受けて、使用済み投票用紙から再生した樹脂を重量比で25%配合した、オリジナル名刺作成用シート「投票用紙リサイクルR-25名刺」を発売しました。

これまで、開票後の投票用紙は各選挙管理委員会により次回選挙まで厳重に管理保管された後、廃棄されることが一般的でした。

しかし、2007年に世田谷区で初めて投票用紙の回収・リサイクルが始まり、㈱ユポ・コーポレーション、㈱ムサシ、その他関係各社の協力により、「使用済み投票用紙を活用した名刺」という新たな形が生まれたのです。

 

この名刺を使うことは、資源の再利用に貢献することにもつながります。 名刺交換の際に「実はこの名刺、投票用紙を再生して作られているんです」とひと言添えるだけで、初対面の印象を他と差別化できる、心強い味方になってくれるはずです。

 

環境への配慮と、ちょっとした話題性を兼ね備えたこの名刺。ご興味のある方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください♪

 

 

だいちゃんまま

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