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SCAJ2025に出展 ─カミエコ® コーヒーパックがSustainable Product賞を受賞─

SCAJに出展

2025年9月25日(水)〜27日(金)の3日間、東京ビッグサイト南展示棟で開催された「SCAJ2025(World Specialty Coffee Conference and Exhibition)」に出展いたしました。

連日、雲ひとつない秋晴れ🌤で、気持ちのいいお天気に恵まれ、まさに展示会日和!会場も熱気ムンムンで、コーヒーの香りとともに最高の3日間となりました。
SCAJは、スペシャルティコーヒー業界に特化したアジア最大級の展示会。
今年はなんと、37の国と地域から約450社が参加し、来場者数は過去最多の8万人超え! カフェ・ロースター経営者、商社、卸業者、機器メーカー、飲食業界のバイヤーなど、業界のキーパーソンが勢ぞろい。
商談も活発で、会場は終始にぎわっていました。

当社ブースでは持続可能な循環型社会の実現に向けて、脱プラスチック・紙素材への転換をテーマに、環境と品質を両立したパッケージ提案を多数展示。
コーヒー業界の最新トレンドを踏まえ、来場者の皆様に驚きと感動をお届けできるよう、工夫を凝らしたサンプルを準備し、充実した3日間となりました。

中でも特に注目を集めたのが「カミエコ®コーヒーパック」です。Hansol製紙の高機能バリア紙を使用し、アルミ蒸着フィルムに匹敵するバリア性能を持つ紙製パッケージで、環境負荷の軽減に貢献します。
スタンド袋タイプに加え、コーヒーパックでは珍しいフラットボトム型やポケットZIP付きタイプも展示。
シールバルブもつけて、使いやすさも◎。
白ベタ印刷による高級感の演出にもこだわり、機能性とデザイン性を兼ね備えた製品として高い評価をいただきました。

この「カミエコ®コーヒーパック」は、SCAJ主催の「ニュープロダクトアワーズ」にて、なんとSustainable Product賞を受賞!
環境配慮と革新性が評価され、業界関係者からの注目度も急上昇。今後の展開がますます楽しみです!

また、シンプルな紙パッケージに合わせたラベルとして、グループ会社エコペーパーJPが製造する段ボール古紙を主体とする古紙100%のラベル「カミエコ®ラベルR」も好評でした。
SCAJに向けて珈琲パッケージ向けのデザインでサンプルを作成しました。
クラフト紙とはひと味違うカミエコ®ラベルRの風合いがコーヒー業界の皆様に響き、
「ナチュラルな風合いでかわいい♡」
「優しい質感でありながら洗練された印象✨」
といった嬉しい声もたくさんいただきました。

さらに、透明性のある紙素材「カミエコ®紙エール」を活用した新コンセプトパッケージ「見せパケ」も話題に。
窓付き構造で中身を見せられるだけでなく、紙素材ならではの両面印刷による情報発信や、ミシン目加工による開封時の“ワクワク感”など、販促効果を高める工夫が随所に盛り込まれています。

今後も当社は、環境に配慮した素材開発とパッケージ提案を通じて、コーヒー業界の皆様とともに持続可能な未来を築いてまいります。

 


Sustainable Product賞を受賞

今回、SCAJ主催の「New Products Award」において、当社のカミエコ® コーヒーパックSustainable Product賞を受賞いたしました。

この賞は、SDGsの理念に沿い、コーヒー産業の持続可能な未来に貢献する製品に贈られるものであり、環境配慮型かつ高機能なパッケージとして高く評価されました。

環境負荷を抑えながらも、保存性・加工性・陳列性に優れたこのパッケージは、持続可能な社会の実現に向けた新たな選択肢として、今後さらに多くのブランドにご活用いただけることを期待しています。


展示内容と反響

当社ブースでは、環境配慮と機能性を両立した紙製パッケージを中心に展示を行い、多くの来場者の関心を集めました。

カミエコ® コーヒーパック

SCAJ主催「New Products Award」にてSustainable Product賞を受賞した、当社の主力製品です。

  • 酸素・水蒸気に対する優れたバリア性
  • アルミ蒸着フィルムに匹敵する保存性能を紙素材で実現
  • プラスチック使用量の削減
  • ヒートシール性やガス抜きバルブの装着にも対応
  • フラットボトムやガゼットなど多様な形状に加工可能
  • 紙マークの付与も可能で、環境配慮を訴求するブランドに最適

カミエコ®ラベルR

段ボール古紙を主原料とした、古紙100%の環境配慮型ラベルです。

  • やさしい風合いと自然な質感が特徴
  • ナチュラル志向のブランドやオーガニック商品との相性も抜群
  • 印刷適性にも優れ、ラベル用途に幅広く対応可能

見せパケ

カミエコ®エールの透明化技術を応用した販促ツール。

  • 紙素材でありながらカミエコ®紙エールの技術を採用し、透明化を実現。窓から中身が見える設計。
  • 商品の魅力を視覚的に伝えることが可能。
  • 紙なので両面印刷が可能。チラシ封入の手間・コストを削減。
  • ミシン目が付き、楽しい開封体験を提供。パリパリとした開封感と、驚きを与える一味違ったパッケージ。

■ 他にも…!環境に優しい紙素材のご提案

今回の展示では、上記製品に加え、環境配慮型のユニークな紙素材も多数ご紹介いたしました。

中でも注目を集めたのが、食物の残渣や衣類などの繊維を、木材パルプや古紙パルプに抄き込んで製造する、完全オーダーメードの混抄紙です。

たとえば、エスプレッソ抽出後の残渣とシルバースキンを混ぜ込んだサンプルを展示したところ、来場者の皆様からは「名刺やファイルに使ってみたい」「ブランドの世界観に合いそう」といった前向きなお声を多数いただきました。

素材の個性を活かしながら、環境への配慮も叶える混抄紙は、サステナブルなものづくりを目指すブランドにとって、新たな選択肢となる可能性を秘めています。


今後について

業界関係者との直接対話を通じて、製品の特長や開発背景への理解を深めていただき、今後の協業や導入に向けた前向きなご意見も多数いただきました。

今回の受賞と展示会での反響を励みに、今後も紙の可能性を広げる製品開発に取り組んでまいります。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 

by 格之進

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