1. HOME
  2. 紙×エコ日記
  3. こんなところにも紙が!
  4. まさに神ワイン!?再生紙を使用した紙ボトルでワインを楽しむ!

紙×エコ日記

BLOG

まさに神ワイン!?
再生紙を使用した紙ボトルでワインを楽しむ!

あけましておめでとうございます。今年も『紙×エコ日記』を読んでくださりありがとうございます。
年末年始は様々なイベントが盛りだくさんの季節であり、忘年会や新年会で連日予定が埋まっている方も多いかと思います。

さて、忘年会・新年会と言えば、色々なお酒を飲まれる方がいらっしゃると思いますが、今日はワインに注目して書きたいと思います!ワイン好きの方必見です。

ワインといえば瓶に入っているイメージですが、実は!紙製のワインボトルがあることを知っていますか?
私は紙の専門商社に勤めていながら、紙製のワインボトルがあることを知らず、先輩に教わってびっくりしました。
紙の可能性は想像を超えてきますね。

そもそもワインボトルにガラス瓶が使用されているのは、酸化しやすいワインを酸素からまもり、美味しさを維持するのにガラス瓶が適しているからなんだそう。また、ワインは繊細で不純物が混ざるといけないので、内容物をしっかり守るという点でも、ガラス瓶が重宝されています。

ですがやはり、瓶はなんといっても重いというデメリットがあります。
消費者にとっては持ち帰るのが大変ですし、生産者・販売者側からしても重いとその分輸送コストがかかります。

その点、紙のボトルは、重量がとっても軽く、輸送コストを削減できるという大きなメリットがあります。
さらに、紙の大きなメリットといえば!?
そうですね。皆さんお察しの通り、リサイクル技術が優れているので、リサイクルが可能です。

早速、当社の行動力抜群(で、お酒好き)な先輩が海外の紙製ボトルの現物を取り寄せてくださいましたので、紹介したいと思います。

見た目はとてもお洒落で、高級感があります。
そして持ってみると、想像以上に軽いです。割れる心配もなく、持ち運びに非常に便利です。

因みにこのFrugal Bottleは、CO2排出量をガラス瓶と比較して約76%削減しているそう。(※)
また、再生紙でつくられており、外装の紙部分を取り外してリサイクルに出す事ができます。
直接、ワインそのものが触れる部分はアルミ蒸着フィルムを使用したパックが使用されており、ワインの酸化を防ぎます。

外装の取り外しもとても簡単で、手間がかかりません。フィルムでできた内袋と簡単に分離できるので、きれいに分別してリサイクルに出すことが出来ます。
見た目がお洒落なだけではなく、機能性も高く、環境にやさしいボトルなんです。

ちなみに海外では、ワインボトルだけではなく、大手ブランドのウイスキーボトルや、炭酸飲料のボトルが紙化された事例もあるそう。現状、日本ではまだ採用事例は見つからないのですが、国内の一部製造会社ではボトルの紙化に挑戦している動きもみられます。数年後には紙ボトルが国内でも広がっているかもしれませんね。

当社でも紙ができることを広げていけるよう取り組んで参ります。本日ご紹介しました紙ボトルに限らず、「これって紙化できるかな?」といったお悩みをお持ちのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひ、お気軽にご相談頂き、一緒に紙の価値・役割を広げる取り組みができれば嬉しく思います。

by だいちゃんまま

※ 原材料の調達から廃棄・リサイクルに至るまでの商品のライフサイクル全体を通じて排出される温室効果ガスを、二酸化炭素の排出量に換算して「見える化」した、カーボン・フットプリント(CFP)の値で比較。軽量ガラス瓶入りワインのカーボンフットプリント約382gに対して、紙製ワインボトル入りのワインは約91.9g(どちらも英国内で製造・充填した場合)。

※ 商品の紹介及び写真の掲載にあたり、Frugal Bottleを使用しているバコソルオーガニックワインの輸入元である(株)ドウシシャ様よりご了承をいただいております。

バコソル 赤 オーガニック


ご購入はこちらから→ https://www.doshisha-marche.jp/c/food-liquor/liquor/wine/LQ005/FD-8436541018464

関連記事