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写真はリサイクルできる?できない?

息子が通う園では、年に数回、写真の販売があります。

まずweb上でデータが公開されて、購入したい写真を選び、後日園に写真が届くという流れなのですが、園から「写真届いていますよ」と言われる瞬間が、私は堪らなく好きです。
あの「帰って早く開けたい!」というワクワク感、良いですよね。

販売される写真は、運動会などイベントの様子がメインですが、園での日常生活の様子が見られる写真も一緒に販売されます。

私のお気に入りは、この日常生活の写真です。

お昼寝している姿や、歯磨きしている姿、友達とおもちゃで遊んでいる姿、先生に抱きついて泣いている姿など、私の知らない息子の姿をたくさん見ることができて、「こんな風に毎日頑張っているのね」と見るたびにちょっと感動しています。

そして購入した写真はいつも、親戚に回覧しています。笑

祖母はこの写真の回覧をとても楽しみにしてくれていて、持って行くと時間をかけて嬉しそうに1枚1枚見ています。

「あら泣いてるわ」「前よりできることが増えてるね」など、祖母のコメントとともに、祖母の周りに家族が集まって「この写真が1番かわいいね」などと、みんなで話す時間が私はとても好きです。

みんなで一緒に同じ写真を見て、共有して、盛り上がれるのは、紙の写真ならではの魅力です。
写真に限らず、チラシや雑誌など、紙媒体全てに言える紙の魅力の1つですね。

デジタルカメラが登場し、写真がとても手軽なものになりました。そして、スマートフォンが登場して写真はもっと身近なものになりました。
液晶画面のなかで見る画像はとても精細ですが、写真をプリントして、手に取ってみると、なぜか、やさしい気持ちになりますよね。

最近では、コンビニやショッピングセンターなどでもスマートフォンから簡単にプリントできる機械が設置されているので、紙に現像する機会が多くなった方も多いのではないでしょうか。

さて、この写真ですが、実はリサイクル禁忌品に指定されており、その多くが燃えるゴミとして処分されている現状があります。

写真に使われている原紙を”印画紙”というのですが、印画紙の表面には、写真の透明感や華やかさを表現するために感光性の乳剤が塗られています。
その乳剤やインクを古紙処理工程で離解することが難しく、製紙原料として使用できないんです。

ですが!話はここで終わりません。

当社グループのコアレックスグループでは、蓄積されたノウハウと独自発想の技術により、写真をリサイクルし、紙製品として再生することが可能です。

いつも自社グループのアピールばかりで申し訳ないのですが、ついアピールしたくなってしまうほど、凄い技術なんです。

写真に限らず、自治体のルールでリサイクル禁忌品に指定されている紙の多くを、コアレックスグループでは再生することが可能です。

どんな風に再生されているのか、知りたくなってきませんか?

コアレックスグループでは工場見学を受付けておりますので、ご興味のある方は是非、工場見学にお越しください。

工場見学のご案内|地球にいいこと。CORELEX(コアレックス)

実際にその技術を見て知って頂くと、「そんなものまでリサイクルできるの?!」と驚くこと間違いなしです。

より多くの方に、紙がどのように循環されているのかを知って頂き、紙が環境に優しいということと、魅力的な素材であることを感じて頂けると嬉しいです。

by  だいちゃんまま

※写真はイメージです。筆者とは関係ありません。

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