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紙×エコ日記

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すごいぜ段ボール!!

何度もリサイクルできることで、エコ商材として注目されている段ボールですが
3層構造になっていて、中層が波波になっていることで緩衝性が出ることはご存知でしょうか?

その波波の部分をフルートと呼び、そのフルートの高さで段ボールはA、B、Cフルートが存在し、
さらにAフルートとBフルートを合体させた、ABフルートなる強度の強い段ボールも存在します。
高価な電子機器などを輸出する際にはこのABフルートを2枚張り合わせてさらに強度をあげることもあります。
中身に応じて強度の違う段ボールを使い分けるわけです。
しかもその製造工程は、無駄を排除されつくした設計になっており、
最新の段ボール工場は機械設備から、またその導線に至るまで無駄が無く、感動を覚えるほどです。
3層の紙を貼り合わせるコルゲーターは、段ボールシートを高速で作っていきますが、
寸法ごとの切替時のロスを極限まで減らす仕組みがほどこされています!
さらに段ボールシートから箱をつくる機械、印刷、箱作りまで一貫で行えるフレキソフォルダーグルアー機!
重要なことはもう一度言いましょう、はい、フレキソフォルダーグルアー機!
1分間に200箱以上の箱を作れる機械です。
大興奮ですねー。その気持ち分かります。
そうやってロスを極力まで減らすことで、皆さんが日々使っている段ボール箱の値段が安くなっているのですね。
すごいですね。企業努力に涙を禁じえません。

当社は、日本国内だけでなく、海外でも段ボール製造メーカーをグループ化しており、段ボールの安定供給を担っております。
その中の一社、PT.Oriental Asahi JP Carton Boxという会社は、当社と旭紙業(株)の合弁会社で、インドネシアの首都ジャカルタ近郊の工業都市ブカシにあり、30年以上に渡り日系企業のお客様向け中心に、インドネシアから輸出される商品の梱包材を供給し続けております。
また2021年には新工場が稼働を始めており、まだまだ生産余力ございます。

是非インドネシアで工場立ち上げの際、また、当地の品質の低い段ボールにお悩みでしたら是非お声かけください。
私もインドネシアの段ボール事業には特別な思い入れがあります。熱量高めでご提案させて頂きます!
Terima kasih banyak!Saya suka mie ayam!

by  ばいそん

Oriental Asahi JP Carton Box(OAJ)、新工場での本格稼働を開始

 

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