プラスチックが揺れる今、紙という“もうひとつの安心”を考える
最近の中東情勢が不安定になっている影響で、ホルムズ海峡を通る物流が揺れていますよね。
ニュースでも連日取り上げられていますが、実際に影響を受けるのはエネルギーだけではなく、プラスチック原料であるナフサの供給も同じです。
中東依存度が高いナフサは、情勢が変わるとすぐに価格や供給に跳ね返りやすく、
「次の仕入れは確保できるのか」
「また価格が上がるのではないか」
と不安を抱える調達担当の方も多いのではないでしょうか。
ここ数年は環境配慮や法規制の流れから“脱プラ”“減プラ”が進んできましたが、今はそこに供給リスクという、より現実的で避けられない理由が加わっています。
環境のためにプラを減らすという建前だけでなく、事業を安定的に続けるためにも「プラスチックだけに頼るのは不安だ」という声が強まっているのは、とても自然な流れなのかもしれません。
そんな中で、紙素材が“現実的な代替手段”として注目されているのを強く感じます。
紙は再生可能な資源で、リサイクルしやすく、環境配慮のストーリーも描きやすい素材です。
しかもプラスチックほど価格が乱高下しないため、調達の安定性という点でも安心感があります。
「環境のために紙へ」という理由だけでなく、「安定供給のために紙の選択肢を持つ」という企業が増えているのも納得です。
そして今、紙の可能性はこれまで以上に広がっています。
1845年創業の紙専門商社、日本紙パルプ商事が運営するPaper&Green では、用途に合わせて機能を付与した高機能紙のラインナップがどんどん増えています。

食品一次包装に使えるバリア性能を持つ紙

地温抑制効果や生分解性の機能を待ち合わせた農業用の紙製「サステナマルチ」、

さらにはストレッチフィルムの代わりに使えるほどの伸縮性と強度を備えた紙「Mondi/アドバンテージストレッチラップ」など、
これまでプラスチックが担ってきた役割を紙で実現できる領域が確実に広がっています。
環境問題への対応が求められ、法規制や社会的要請が強まり、さらに供給リスクが顕在化している今は、素材の見直しを進めるにはまさに適したタイミングです。
すべてを一度に紙へ切り替えることは難しいかもしれませんが、紙という選択肢を持っておくことは企業にとって確かなリスクヘッジになります。
「全部を紙にするのは難しいけれど、一部なら変えられるかもしれない」
「この製品、紙でできるだろうか」
といった軽い相談からでも、是非お問合せください。最適な素材をご提案できます。
紙製パッケージだけでなく、工業用途や、物流のストレッチフィルムや結束用バンド、食器やハンガーなど例を挙げればきりがないほどに、紙で置き換えられる領域は確実に広がっています。
プラスチックが揺れやすい今だからこそ、もうひとつの安心として紙を選択肢に持っておくことは、これからの調達戦略にとって大きな意味を持つはずです。
是非お気軽にご相談ください。
by格之進



