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紙×エコ日記

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フルーツと紙!!

みなさん、フルーツはお好きでしょうか?
私はオーソドックスなリンゴやミカンのほかにも、甘酸っぱいキウイなど、いろんなフルーツが大好きです。
フルーツが甘~く育つために、実は紙が活躍していること、ご存じでしょうか?

果物畑の近くを通った時に、果物の房に、紙が掛けてあるのを見たことはありませんか?
果実袋原紙とか、育果紙と呼ばれるとても特殊な紙なのです。
果物が育つまで、早いものでも1か月程度、長い場合は数か月、雨水に晒され、太陽に照らされてもボロボロにならずに果実の成長を守ります。
害虫を駆除するための農薬からも果実を守りますし、傷をつけずに大事に果実を育てるという効果があります。

紙なのに、すごいですよね。これは、撥水加工された紙や、パラフィンを塗った紙が使用されているからなのです。
しかももっとすごいのは、果物の種類や大きさによって、色やサイズをすべて変えているのです。
ブドウ用、ビワ用、ナシ用、桃用、リンゴ用、キウイ用、メロン用、マンゴー用、、、パッションフルーツ用まで!

日光を通した方がよく育つ元気な果物もあれば、紫外線から守ってあげる方が甘~く育つお嬢様のような果物もあります。リンゴなどは日焼けを嫌がるお姫様タイプですね。
それぞれの個性に合った果実袋があり、果実袋原紙があるのです。

一部には、プラスチックフィルムの果実袋もありますが、通気性は紙の方が良いので育果効果が高い場合が多いようです。

果物屋さんの店頭に並ぶ時にも、少しお高いマンゴーなどはファンシーペーパーでラッピングされますよね。
育つ過程でも、私たちが美味しくいただく直前までも、フルーツと紙は実は密接に関係しているのです!

たまにはちょっと高級なマンゴーやメロンが食べたくなってきますね!

by Q太郎

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