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紙×エコ日記

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実はここまで来ています! 紙×リサイクル

最近、周りを見渡すと紙ストロー、紙マークの付いたお菓子袋など昔に比べ紙でできた製品が増えていますよね。
周りの変化からも分かるように、今紙はプラスチックの代替素材の一つとして大きく注目されています。
当社でも紙でできたカトラリーや紙ファイル、食品包装、容器など様々な環境対応製品を取扱っており、環境対応としての紙の特性を活かした紙化の提案を皆様に行っております。

なぜそこまで紙が環境に優しい素材として注目されているのか・・・。
その理由の一つに紙のリサイクル率の高さがあります。2021年の紙・板紙の古紙利用率は66.0%、回収率は81.1%にもなると言われております。
数字をみても紙のリサイクル率が他の素材に比べてかなり高いことが分かりますよね!

当社社内でも紙のリサイクルに向け様々な取り組みが行われており、その取り組みの一つに回収ボックスの設置があります。社内の各フロアには、紙コップ・紙パックの回収ボックスが設置され、社内で使用した紙コップ・紙パックだけでなく、家庭から洗浄・切り開き・乾燥させた紙パックの回収を積極的に行っております。
(今年9月には2159枚にもあたる牛乳パックが当社東京本社にて回収されました!)
回収されたものは当社グループ企業であるコアレックス三栄・信栄・道栄(以下コアレックス)に運ばれ、トイレットペーパーなど新たな製品としてリサイクルされています。

コアレックスでは従来、一般ごみとして焼却されていた紙コップ・紙パック・レシート(感熱紙)や、アイスカップなどの防水ラミネート加工された紙、写真などもリサイクルできる技術をもっており、日常生活で使うほとんどの紙をまとめてリサイクルすることができます。人目に触れず機密書類のリサイクル可能なシステムも整っていることから、当社で出た機密書類もコアレックスに運びリサイクルされています。
今年の夏に私もコアレックス三栄/東京工場を見学させてもらったのですが、多くのものをリサイクルするための高い技術だけでなく、水資源や焼却炉による熱エネルギーの再利用、また焼却灰、工場で出た異物としての金属の再資源化など、紙以外までも循環してしまうコアレックスの技術に驚きました!!

社内で紙パックを回収するにも、紙パックの洗浄・切り開き・乾燥が必要なことから、リサイクルに出すにはやはり少しの手間はかかりますが、リサイクルできることが紙の大きな強みであるからこそ、皆さんに紙の正しい分別方法を認知いただく、リサイクルに協力頂くことは大切なことだと思います。
資源循環が注目されている今だからこそ、紙を代替素材として積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか!
どのようなものが紙化できるのか当社から提案することもできるため、是非何かありましたらお気軽にご相談ください。

by えっさん

コアレックスWeb (corelex.jp)

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