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紙×エコ日記

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和紙の名刺入れ

5年ほど前に、某日用品メーカー向けの新商品の相談のため、美濃和紙で作る雑貨のメーカー(岐阜県)を訪問しました。

新商品自体の話はうまく進みませんでしたが、その会社に並んでいた商品の和紙の雑貨がどれも素敵で一目ぼれし、その場で購入させて頂きました。それから和紙の名刺入れをずっと使用しています。

いくつか柄がある中で、白地に金色の桜模様が入った柄の名刺入れを特に気に入り、同じ柄をリピート買いまでして現在も使ってます。

気が付かれることは少ないですが、センスの良い方だと名刺交換の際に「素敵ですね」と言われることもあったり、そこから「実はこれ紙で出来た名刺いれなんです」と、紙の営業マンとしてのちょっとした小ネタにもなり、スナックのママに褒めてもらえたり・・・「和紙の名刺入れ使ってない紙の営業なんているのか、いやいない」とひとりで反語を言ってしまうくらい、とても気に入ってます。

石油由来の成分で製造した合成皮革の製品に比べ、木材から作られた和紙の名刺入れは、地球環境にやさしく、温かみがあります。
紙自体の性質で言えば、水に弱く、日光で黄色に経年変化してしまうのですが、特殊な塗工や薬品添加で耐水性を上げたり対候性を上げることはでき、さらに紙は軽くて安価、加工もしやすいので、雑貨としても色々使われてます!

和柄の和紙ベースの雑貨は、外国のお客様へのお土産としても喜ばれることと思います。
喜ばれないことなんてあるのか、いや、ない。

 

by ばいそん

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